1歳児の娘がいる私。「いろいろと経験させてあげたい」「自分も気分転換したい」と思いながらも、子どもが小さいと何かと行動が狭まり、家でごろごろ、スーパーの買い物、近所の散歩とかで一日が終わってしまいます。
音楽の秋ということで、私がおすすめするのは、宝塚ベガ・ホールで毎年開催されている「0歳からのクラシックコンサート」です!
対象が0歳児から
クラシックなどコンサートは当然ながら未就学児NGというのが普通ですよね。もし未就学児OKでも、
「周囲に迷惑をかけるかも、、、」
「子どもの集中力がもつ気がしない」
などなど、気になって連れて行く気も起りません。
ですが、 「0歳からのクラシックコンサート」は、その 名の通り、0歳児からが対象となっています。
そのため、ベビーカー置き場があり、スタッフはみんな親切で、授乳室やおむつ替えの部屋が用意されています。

チケットは、
おとな(高校生以上) 前売1,000円(当日1,200円)
こども(3歳~中学生) 前売500円(当日700円)
※0 歳~2 歳ひざ上無料です。(2019年)
私は前売りを購入しました。
宝塚ベガ・ホール
阪急清荒神駅すぐ目の前。徒歩1分もかからないでしょう。この近さは、子連れにとってはありがたい限り。
ちなみに駐輪場は無料。駐車場は最初の30分無料、30分ごとに200円です。詳細はこちら。
宝塚市立中央図書館の真横なので、ついでに図書館も寄れるので、個人的にはありがたいですね。自分の趣味の本と子どもの絵本を借りました。
肝心の内容は?
2019年は「うた」がテーマということで、プログラムはすべて歌でした。
まずは司会の方がしゃべり慣れているので、全体の雰囲気は「楽しい」って感じです。NHKのおかあさんといっしょみたいな感じかな。画面上にイラストが使用されているので、飽きさせない工夫も感じました。また、「女性の最も高い声域 はソプラノ、女性の低い声域はアルト、男性の高い声域はテノール、男性の低い声域はバスというのだよ!」など、上手にレクチャーも入れてくれているので、大人もよい勉強になりました。
肝心の内容は、 8人のオペラ歌手が 、荒城の月など日本の曲や、Amazing Graceなど海外の曲を歌ってくれました。 途中、「さあ、みんなで歌おう!」ってことで、子どもに人気の「パプリカ(米津玄師の作詞・作曲)」も披露されました。この時は、周囲の子どもたちもテンションが上がっていました。
ちなみに2018年もこのコンサートに行ったのですが、この時はバイオリンなど楽器が中心でした。個人的には楽器がテーマの方が好みです。来年はどんなテーマなんでしょうかね。楽しみです。
子どもがぐずぐずしだしたら
何歳であれ、ぐずぐず、飽き飽き、疲れ、などいろいろありますよね。
まず、ぐずぐずは心配ご無用。私も最初は気を遣っていた(特に2018年に行った時は、子どもが0歳だったので)のですが、ホール内は、まあ騒がしい。子どものつぶやきや親との話し声、泣き声などそこら中で聞こえます。そもそも来ている人が子連れなので、不快になる人はいないと思います。
飽き飽きや疲れは、途中退出がOKなので、一度気分転換に会場の外に出て、また入場すればいいです。司会者も最初に「気にせず、会場を出てください。そしてまた戻ってきてください」などと安心できる説明をしてくれました。
また会場内の壁側には、結構な数の補助いすが設置されているので、抱っこすることもできました。
感想
2年連続で来ていますが、子どもよりは私が楽しんでいますね。私はそんなに音楽に詳しくないですが、有名な曲ばかりなので、聞いていてなんか楽しいです。
「そんな無理して来る必要あるの?」と思う人もいるでしょうが、個人的にはおすすめですね。一番の理由は「プロの演奏を生で感じることができる」これに尽きますね。0歳から「本物」を味わえるなんて超贅沢。しかも会場は広くないので、舞台との距離が近いです。
まとめ(順不同)
・0歳児から入場可能(首の座っていない子もいました)
・スタッフはみんな親切
・ベビーカー置き場あり
・授乳室やおむつ替えの部屋がある
・保護者のひざの上であればチケット代は不要(0~2歳)
・宝塚ベガ・ホールは阪急清荒神駅から徒歩数十秒(ついでに私立中央図書館も寄れます)
・みんな泣いたり、話したり、飽き飽きしたりしているので、わが子の泣き声はぜんぜん気にならない
・コンサートホール内の両サイドには、補助いすがあり、いつでも使用可(泣いた子をあやすなどできます)
・途中退出はいつでも何度でも可
・司会者や演奏者は、子どもを楽しませようとパフォーマンスしてくれる(NHKおかあさんといっしょみたいです)
・なにより「本物」の音楽を見て、聞くことができる

とにかく気軽です。来年も開催されることを期待しています。