外国語能力が底辺に等しい私。子どもには幼い時から、外国語に親近感を持ったり、聞く力(リスニング)くらいは慣らしてあげたいと考えています。
わが家が取り組んでいるのが、動画配信サービスでの学習(娯楽?)です。
NETFLIX(ネットフリックス)を子どもと見始めて1年と少し。なんと、、、
1歳後半のわが子が英語をしゃべり始めたのです。。。すごッ!

わが家の方針
外国語といってもいろいろありますが、まずは英語をメインに考えました。いろいろ調べていると、幼いころは文法などテキストをやるより、アニメや歌など「見る」「聞く」を通じた学習の方が良いという情報が多く、私自身が納得できたので、「アニメや歌から始める」という結論にいたりました。
始めるにあたっては、この3本柱を軸にしました。
①「楽しく」
②「気軽に継続」
③「親も一緒に」
また、日本語がおろそかになってはいけないので、普段はいつも通り日本語で会話することにしました。(そもそも私の英語はカタコトレベルですので、子どもの参考にならないのもありますが(+_+))
なぜネットフリックス?
正直、一番の理由は、私自身の趣味で元々契約していたからです(新たにお金もかけたくないですしねー、、、)。
とはいうものの、ネットフリックスは「キッズ」というアカウントが初期設定であり、「キッズ」のアカウントで見ると、幼児から小学生までが楽しめそうな作品がまとめられているのです。教育重視の作品も多く、 「キッズ教育」「キッズ音楽」といった項目があるなど検索性も良いです。さすが世界最大級の動画配信サービス!
そんな中でも私が注目したのは、以下3点。
①海外で制作された幼児向けコンテンツが多数
幼児でも楽しめる世界的に有名なアニメ作品はもちろん、ネットフリックスのオリジナル作品も多数あります。 また英語圏といっても、アメリカだけではありません。オーストラリアやインドなどの作品もあり、同じ英語でもちょっとずつ違うので、良い刺激になる気がしています。
②英語字幕作品が多数
1歳児にすぐ必要ではありませんが、数年後は英語字幕がある方が良いと考えました。
③10秒巻き戻し機能
これも将来的に必要(もしくは私用かもw)だと考えている機能です。「聞き逃した」「もう一度聞きたい」という部分を簡単にストレスなく、ボタン一つで聞き直すことができます。
「コンテンツ良し!すでに契約済み!一石二鳥でこれっきゃない」。
こうやって、ネットフリックスでの「英語親しみタイム」が始まりました。

効果の一例
ここが一番重要ですよね。↓現在はこんな感じです。
単語がどんどん出てくる
最初は、「apple」「book」「sun」「head」など、本人が気に入った名詞を話すようになりました。今では登場人物名を言ったり、「run」「jump」など動詞も言うようになっています。現在、子どもが言える単語で、私が一番難しいと考えているのが「 xylophone(木琴)」ですw
スーパーでりんごを見て「アップル」と言うなど、ただ発言しているのではなく、一応、理解できています。
歌を楽しそうに歌う
わが家がよく見るアニメは、「歌」が多く使われています。いわゆるオープニングソングや挿入歌です。
知らないうちに毎回、歌が始まると、覚えたフレーズを映像に合わせて歌うようになりました。わりと正確で、感心しています。最近は、風呂場で急にワンフレーズだけ歌ったり、楽しそうにしています。また歌に合わせて、踊ることも始めました。

笑うべきシーンで反応する
アニメの1話の中には、わりと多くの笑うべきシーンがありますよね。例えば、おっちょこちょいのキャラがドジしたり、おっちゃんキャラがジョークを言ったりなど。
そんな様々な笑うべきシーンで、けっこう笑っています。「こいつは本当にわかっているのか!?」と半信半疑でいましたが、本当にわかっているみたいです。
英語の絵本に興味が出た
日本語の絵本は好きみたいで、以前からよく読み聞かせしていました。英語の絵本も家に数冊あり、読み聞かせていましたが、ぜんぜん興味を示しませんでした。私が表紙を開くとすぐに閉じるレベルでした。
それが今では、少しずつ興味が出てきたみたいで、自分から英語の絵本を開いて眺めるようになりました。
↑こんな感じです。アウトプットは大事なので、子どもが英語を話している時は、私もなるべく英語(ザ日本人の発音)で声をかけています。それ以外の時間は日本語で接しています。そのため、日本語もちゃんとしゃべり始めています。
成果をあげているネットフリックスのおすすめ作品
個人的に成果をあげている(子どもが気に入っている)作品で順位をつけてみました。まだ幼いので、集中力的に短編シリーズがおすすめです。
第1位:ことばのパーティー
これは秀逸です。 ゾウ、ワラビー、チーター、パンダの4匹の動物の赤ちゃんが毎回、遊びながら様々な言葉を覚えていく話です。挿入歌もたくさんあります。ちなみに2020年から新シーズンが開始し、カメの新キャラが登場しました。新作ができてうれしいです。
第2位:ビートバグズ
主要キャラのかわいいムシが楽しく生活しています。毎回、何かしらアクシデントが起こり、それを乗り越えていきます。かわいい虫たちが、ビートルズの名曲を口ずさみます。ビートルズと作品タイトルをかけているんでしょうかね。
第3位:カズープ!
オーストラリアで作られたアニメ。好奇心旺盛で想像力が半端ない少年とペットのブタが、イマジネーションで何でも楽しんでしまいます。テンポの良い挿入歌も楽しさの一つですね。登場キャラが人間なので、私たちの生活でも使いやすいセリフが多いと思います。
番外編
ぼくらのスーパーヒーロー パンツマン
イラストといいストリートといい、シンプルなのですが、なんかずっと見てしまいます。タイトルがツボです。わりと早口なセリフが多いので、耳トレにはなるかも。
トゥルーと一緒に歌って踊ろう
タイトルの通り、歌とダンスがメインです。女の子におすすめですね。

それぞれの魅力や良さは、また別に記事を書きたいと思います。
ちなみに、ネットフリックスでは子どもが頻繁に出てきて、日常会話のセリフが多い海外ドラマも充実しています(フラーハウス(フルハウスも)など)。アニメではなく、実際の人間が話す言い回しやイントネーションにも触れることができるので、たまに子どもと一緒に見ています。なにより、私自身が気に入っていますw。
個人的に注意していること
主にこの2点を注意しています。
一方的にならないようにする
映像を見せているだけだと一方的なので、基本的に親が一緒に見て、字幕を読んだり、シーンごとにリアクションしたりなど、何かした会話しながら見ています。
時間を決める
これはかなり大事だと考えています。スマホやテレビゲームも同様かなと思います。そう考える理由はこんな感じです。
・目に負担がかかる
・夜に見ると興奮する
・長時間見るとダラダラしてしまう
・中毒につながるかも
・外で遊ばなくなる
最後に
今後もどんどん吸収してくれることを期待です。私も負けないよう、英語能力を高めたいものです。「継続は力なり」ということで。
ネットフリックスの活用は、いろいろ検討した結果の私の基準です。他の動画配信サービスやYoutubeでもコンテンツは充実していますので、興味を持たれたお父さん、お母さんはどれでもいいので、一度試してみてください。

ディズニー英語システム(DWE)も考えましたが、金銭面で挫折しましたw