雪組『ほんものの魔法使い』のざっくり感想(全体的)

2021年5月宝塚大劇場宝塚歌劇作品&スター

奇跡的に観劇することができた雪組・朝美絢さん主演のロマンス『ほんものの魔法使い』。
世界観が魅力的で、個人的にはすごく好きな作品でしたのでしたので綴ります。

公演について

ほんものの魔法使いは、あーさの東上公演でもあります。
何度でも申しますが、おめでとうございます!うれしい限りですねー。
そして、緊急事態宣言で4月は公演の中止があったので、『ほんものの魔法使い』が無事公演されていることに感謝です。
私が観たのはもちろんバウホール。
良い意味でこじんまりしているので、やっぱバウは好きですねー。
やや密な感じはありますが、お客さんはみんなしゃべらず(当然)マナーを守っていました。

バウホール前からの風景

舞台・演出について

私がこの作品に惹かれた理由の一つが舞台と演出です。
大劇場と比べてバウでの演出は、設備的にも予算的にも(個人的推測)限界があるのですが、ファンタジーの世界をものの見事に創り上げていました。
バウの狭い空間が本当に魔術の都に見えてきました。宝塚舞台さんはやはり万能ですね。

各国の民族衣装もよかったですねー。
また動物が出てきたり、ロボットが出てきたりで、オズっぽい感じもしました。すごくほっこりしますよ。

照明が出演者をさらに引き立てて、思わず「おー」って声が出そうでした。

ファンタジーの世界観が本当に素敵でわくわくするので、子どもでも存分に楽しめますね(客はみんな大人でしたが)。

ストーリーの魅力について

ファンタジー傑作小説という説明があったように、傑作感がありました。本当に面白かったです。
歴史的な背景を知らなくてもOKなので、良い意味で気軽に観劇できました(予習不要でもいける)。
個人的に魅力的だったのが、我々の社会にも通じる問題に触れていることです。
排他であったり、欲であったり、何か訴えられるものがありました。

キャスト

朝美絢

とにかくきらきらしていて、爽やかな好青年が似合いました。
明るい場面でも葛藤や苦悩の場面でも、すごく気持ちがこもっていました。
詩的なセリフが多いですが、どれもしっかり自分の言葉にできている印象で、要所は心に響きました。
歌も声量があり、安定していて楽しませていただきました。

何より、オーラ的なものがすごかったです。
登場した時から「おーーー」っと惹きつけられました。

生観劇の際、私はできるだけ隅々の生徒まで見てみようと意識を働かせているのですが、今回はあーさの惹きつける力がありすぎて、気づけばあーさばかり見ていました。

ここ数年、あーさは幅広い年齢の役を演じており、役作りや演技の幅に関心しておりました(特にワンスが好きです)。
どんな役も良い味がありますが、個人的には今回のアダムくらいの年齢や性格の役が好きですねー。

そしてそして燕尾0番は魅力的すぎましたねー。

縣千

言葉を喋る犬のモプシーという役です。配役が決定した際は沸きましたね。
かなり楽しみにしていた役の一つです。
犬らしい仕草が多く、すごく役作りしたんだなーと伝わってきました。
明るくてかわいいのですが、ちょっと生意気な一面もあるようで、気持ちの変化(喜怒哀楽的な)を細かい動きで表現されており、雄たけびも秀逸で、セリフなしでも成立しそうな気がしましたw

笑いもしっかり取れていて、会場の一体感を強めているように感じました。
それくらい新たなあがちんの姿を観られました。

あがちんといえば、次回大劇場公演では海坊主というタカラジェンヌのイメージとは相反する役を演じます。
誰のイメージにも染まっていないので、あがちん色に染めて欲しいですね。
楽しみが続き、うれしいです!

野々花ひまり

観ていて気持ちの良い好演でした。
少女な感じがすごく自然体で、やっぱり演技が上手ですね。
どの衣装もよく似合っていて、あーさとの息もぴったりで、ヒロインは文句なしって感じでした。

特によかったのがデュエットダンスです。
役と異なり、大人らしさがバリバリでしたし、やっぱりよく踊れますね。

美しい姿にきれいな動きで、観客の目をすべて惹きつけているような雰囲気でした。

大劇場公演でどんな見せ場があるか楽しみになりました。

華世京

研2での大抜擢で、あがちんの次くらいの位置づけでした。すごいですねー!
プロ野球でいうとドラフト1位指名された鳴り物入り選手が開幕戦から主軸で出場して活躍しているって感じの印象ですw
106期の首席ですからねー。

役のビジュアルがなかなか個性的で、赤い眼鏡にくりくりヘアーなので最初は誰かまったくわかりませんでしたw

すでに何度も主要な役を経験しているかのような演技と歌でした。

個人的には歌が魅力的でしたね。
実力ありありで、今後さらに伸びていくと思うと恐ろしいです(良い意味)w

前評判の通り、「度胸あり」ってのがよくわかりました。

彩みちる

私が応援してやまないみちるちゃん。
もっと出番を観たかったーという欲張りな感想です。

ワン・メイ役でしっかり存在感がありましたが、ニワトリが強烈でした。
ぱっと見のインパクト的には子どもモーツァルトに匹敵ですねー。

どんな役や衣装でも自然体で、愛らしさがあり、セリフの強弱が心地よく、さらに魅力的でした。
また良い姿を観ることができました(贔屓すぎなのはご容赦ください)。

全体的には他にもまだまだありますが、このへんにしておきます。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

ライブ配信も見たいですねー(ちょっと予定的に厳しいかも、、、)。

トート閣下的なカツラの星加梨杏さんもナイスでした。

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